BTSの深遠なる世界に引き込まれた386世代
BTSの快進撃が止まらない。
ビルボードで1位になるのもとてつもなく凄いのだが、先日のBBMASではアワードされて、アリアナ・グランデや、テイラー・スイフトや、マライヤ・キャリーやマドンナとも同列に扱われたっていう何ともグレートな出来事があった。全米を熱狂させるアジア人ってこれ凄いことでしょう。
過去、男性グループには全く興味が湧かず、東方神起にも、BIGBANGにも、消防車にも特に関心がなかったのだが、ここに来てBTSには正直惚れた!これは文句なしにカッコいい!初めて男性グループにやられた。(厳密には80年代のロックバンド、ソンゴルメは好きだったのでLPやカセットを持っていたことがあるが、)
曲のタイトルが「Persona」「Mikrokosmos」「Dionysus」なんて、なんだか哲学的だなと思ったら、アルバムタイトルの「MAP OF SOUL : PERSONA」これ自体がユングの著書からとったものだという。
こちらのサイトに詳しく解説
これはまたBTSも奥が深いぞ!
しかも彼らは作詞・作曲やプロデュースも手がけるというマルチな才能の持ち主たちで、リーダーのRMはもの凄く頭が良いらしい。あの高速ラップには確かにシビれた。こんなの聴いたことない、何じゃこりゃあ!!という衝撃だった。
BTS、今更はじめて聴いたのだが、この若者たちは、30年以上も男性グループに興味を示さなかった386世代にも見事に突き刺さったのだ。
BTS (방탄소년단) '작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv) feat. Halsey' Official MV
このリードトラック曲「Boy With Luv」は、タイトルをよく見ると韓国語で「작은 것들을 위한 시(小さなものたちのための詩)」と書かれている。これも何やらとっても哲学的な匂いがする。BTSは単なるアイドルグループではなく、今までになかったとてつもない少年団なんだろう、きっと。