BIBI / I'm good at goodbyes
BIBIの曲がリリースされていました。BIBIについては先日も取り上げたのですが、TWICEの「MORE & MORE」の作詞に名を連ねたり、J.Y.Parkの「FEVER」にフィーチャリングしたり、昨年デビューの新人らしからぬ活躍ぶりです。
BIBIの特徴でもある独特の気だるさ、倦怠感というか厭世観というか、かったるそうな世界観は本作でも健在で、MVでは一度も立つことなく、ずっと座ったままです。この気だるさみたいな感覚が、なんとなく今の韓国の若者が世の中をみる冷めた視点みたいなものなんじゃないかと思えたりします。何でも熱が入り過ぎる旧世代のオッさんたちに、あ〜また始まったよ、勝手にすれば〜と冷めた視線でかったるそうに眺める感覚。若者というのはいつの時代でもカウンターカルチャー的な存在であるので、反抗を表現するひとつの手法としては、きっとこういう感覚もあるんだろうなと。