8月のK-POPをふり返る
2020年の夏は少しも盛り上がらず、静かに夏が過ぎ去ろうとしています。8月は新曲レビューもサボってしまいましたが、K-POP界では引き続き様々な新曲がリリースされました。8月に出た新曲を中心にまとめてレビューしてみます。
2020年8月の個人的TOP5
第5位
ITZY / NOT SHY
NiziUが日本であまりにも盛り上がっているため、JYPはITZYを疎かにしているのでは?という批判の声も上がってきましたが、やはりITZYの新曲はインパクト絶大でした。西部劇風世界観の砂漠で、大型トラックを追いかけるシーンを撮影するために運転免許を取得したというから凄い!K-POPはMVにかける予算が半端ないっすね。カッコ良さも、キレッキレのダンスも、NiziUの先輩としての貫禄を見せつけた感じです。
第4位
Cherry Bullet / Aloha Oe
所属事務所のFNCがこの間に色々あっただけに心配されたんですが、新曲は爽やかなサマーソングで見事カムバック。前作の時は正直コンセプトが定まらず迷走しているのかな?という印象でしたが、今回は明快なサマーソングで、やっぱりCherry Bulletの魅力はこういう明るいかわいらしさだよ!と思いました。前作も、そして今回も、Rocket Punchとカムバックが重なり、「Bouncy」が圧倒的に良かったので、余計に迷走感が助長されてしまったのですが、今回はCherry Bulletの勝ちでした。
체리블렛 (Cherry Bullet) – '알로하오에 (Aloha Oe)' MV
第3位
SuperM / 100
来ましたね~SuperM !! 日本の地上波音楽番組でも披露されて、もうインパクト絶大!文句なしにちょ~カッコいいです。さすがSMのアベンジャーズ。
第2位
BLACKPINK &セレーナ・ゴメス / Ice Cream
レディ・ガガとのコラボに続き、今度はセレーナ・ゴメスとのコラボをリリース。アメリカのメジャーアーティストと次々にコラボするBLACKPINKはワールドクラスの存在ですね。今回の「Ice Cream」はピンクの部分全開で、とってもかわいいMVで楽しい曲になっていますね。リサのボーカルとカリスマはアメリカのトップクラスと何ら遜色ないですね。セレーナよりもBLACKPINKのメンバーのほうが歌もビジュアルも良く見えてしまうのはアジア人だから?エンディングのジェニー優勝です。今回の作品はリサのラップ以外全て英語で、かなりアメリカに寄せて作ったPOPSという印象。K-POP的にはYGらしい曲の盛り上がりが来て欲しいところですが、平坦な感じで最後まで流れていきます。アメリカではどう受け入れられるのか?同時期にアメリカを意識して初の英語曲をリリースしたBTSと合わせて、アメリカでの評価が気になります。
BLACKPINK - 'Ice Cream (with Selena Gomez)' M/V
第1位
(G)I-DLE / DUMDi DUMDi
8月の1位は(G)I-DLE的なサマーソング「DUMDi DUMDi」が圧勝でした。(G)I-DLE がどんなサマーソングを出すのか?リリース前から注目していたのですが、まさに(G)I-DLEらしい曲で、個人的にはぶっちぎり1位の曲でした。ソヨンのラップは益々鋭く、もう何語なんだか、何言っているのか全く聞き取れません(笑)それでもクールで楽しくて、何回聴いても爽快!そして8月にリリースした日本語版アルバムでもこの曲が入っていて、日本語で歌っているんですよ。この曲の日本語版を翻訳した人もすごい技術です。翻訳者と、それを歌い切るソヨンに脱帽です。
(여자)아이들((G)I-DLE) - '덤디덤디 (DUMDi DUMDi)' Official Music Video
(여자)아이들((G)I-DLE) - '덤디덤디 (DUMDi DUMDi)' : ONLINE MEDIA SHOWCASE Ver.