GFRIEND / 回：Walpurgis Night - また巡り会えた世界 / 다시 만난 세계

GFRIENDが驚異的なペースでカムバック！やはりBighit傘下に入ってから一気に加速した感はありますね。しかも今回のアルバム、回シリーズの仕上げ（？）タイトルがなんと「Walpurgis Night」このネーミングセンスにまずはノックアウトされました。

自分が最も好きな交響曲がベルリオーズの幻想交響曲で、その第五楽章こそが「ワルプルギスの夜」なのです。もう幻想交響曲が好きすぎて、色々なオーケストラ、指揮者のCDを10枚くらいは持ってます。その「ワルプルギスの夜」がアルバムタイトルですから、もう大興奮ですよ。魔女の大饗宴みたいな祝祭なんですが、GFRIENDの前作で魔女のイメージを打ち出して、次作で「ワルプルギスの夜」と展開するセンスに脱帽です。奥が深すぎる！Bighitは哲学的な意味とか、神話的な要素とか、とにかくマニアックで深いですね。

で、タイトル曲の「MAGO」ですが、曲は前作の続きのようなイメージで、とにかく美しくカッコいい！GFRIENDらしさというものを感じるのですが、このらしさというのが、初期の頃の爽やかなイメージではなく、回シリーズで変身を遂げた新しいイメージがすっかり定着しているから凄いんです。Appleの時から、金髪のウナさんとイェリンさんが圧倒的な存在感を放っています。ビジュアルも曲も素晴らしい進化です。

GFRIEND (여자친구) 'MAGO' Official M/V

本作も、FRANTS、ヒットマンといったBighitのプロデューサー軍団と、長年GFRIENDの楽曲プロデュースを担当してきたノ・ジュファンが多くの曲を手掛けているのですが、注目は4曲目の「GRWM」という曲が、なんと、MosPickの作なんです。MosPickといえば、IZ*ONEの「La vie an Rose」や「幻想童話」を手掛けた、あのMosPickです。しかも、今流行りのシティポップ調なんです！アルバム全体としては明確なコンセプトを維持しつつ、こうした異なるジャンルや曲調も入れると、アルバム全体として多彩なサウンドになって良いです。

GFRIEND - 'GRWM' Lyrics [Color Coded_Han_Rom_Eng]