NATTY / Teddy Bear
5月にデビューしたNATTYが6ヵ月でカムバック。ちょうど5~6月デビュー組のカムバックが続くタイミングですね。デビュー曲で打ち出したイメージやコンセプトが、続く2曲目でどうつながっていくのか?このあたりに注目して観ています。
デビュー曲の「NINTEEN」は、異国の地で夢に挑戦していくNATTY本人の成長の軌跡とこれからの意志みたいな力強さが感じられる曲でした。続いて今回の曲「Teddy Bear」は、遊び心と気持ちのゆとりみたいなものが感じられます。Teddy Bearから漂う子供っぽさとかわいらしさの反面、「私の前ではいつだって子供よ」みたいなちょっと強気のフレーズだったり、いたずらっぽい感じだったり、かわいらしさと悪っぽい部分、背伸びしたくなる感じ、等々が入り乱れている感じの年頃感がよく表現されてます。それらのイメージがMVを見ると、うまくまとまっています。ガオガオポーズみたいなしぐさもあって、MVの映像がとにかくかわいいです。
タイ出身の少女が異国の地で、ソロでデビューして夢を広げていくというNATTYの存在自体が2020年のK-POPの現在地でもあるんですね。さて、日本に来て歌手をめざし、デビューして活躍する東南アジアの少女がどれくらいいるのか?これもまたJ-POPの現在地でもあるわけです。