また巡り会えた世界 / 다시 만난 세계

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TWICE / Taste of Love : オトナカワイイTWICEという新しい魅力

TWICEがサマーソングで帰ってきました。ティザーの段階で笑顔あふれる映像が流れて、久しぶりにTWICEに笑顔が戻ったことに喜び、期待値Maxになった人も多かったことでしょう。思えばちょうど一年前、「MORE & MORE」で新境地を開き、秋の「I CAN'T STOP ME」で新たな路線にチャレンジしたTWICEでしたが、ファンの側がこの進化に追いついて行けずオトナ路線とカワイイ路線で評価が二分されている状況でした。

 

そんな中で出した新たな作品が今回のアルバム「Taste of Love」であり、タイトル曲の「Alcohol-Free」でした。オトナ路線に寄り過ぎた感のある前作から、若干カワイイ路線に戻した今作は、いわばオトナカワイイTWICEと言ったコンセプトでしょうか?

で、このオトナカワイイTWICE、凄く良いです!めっちゃいいです!TWICEってやっぱり凄いよねっていう横綱級(例えが悪いな)、女王様級の世界を魅せてくれました。昨年からの進化と変化の過程の延長線上に、今提示できる最上のオトナカワイイTWICEですよね。

 


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やっぱり笑顔がいいですね。そして済州島のキラキラ輝く空気感と見事にシンクロして醸し出す夏の香りが最高のサマーソングです。「Alcohol-Free」というタイトルから勝手に想像していた世界観は、色鮮やかで綺麗なノンアルカクテルとビーチ、アルコールなしで抑制の効いた中でも盛り上がっていくイメージ。思えばアルコールフリーって絶妙なキーワードですね。今の社会の雰囲気をすごくよく表現している気がします。アルコールは自制しているけど、ほら、こうやって盛り上がれるよね?みたいな、コロナ禍で我慢を強いられている社会に、ひと時の清涼感をもたらす感じです。

 

 

あなたといる時 私に不思議な変化が訪れるの

なにもしないのに しきりに微笑を浮かべ

しきりに魔法にかかって

徹夜しても眠くないの

余計な考えは消え去って

心臓の音が大きくなって

愛が近づいてくる

そしてだんだん落ちていくわ あなたに

私はアルコールフリー

だけど酔ってしまうの

ひと口も飲んでいないのに

あなたといると いつもこうなの

 

恋に落ちていく時の感覚を、アルコールフリーで酔っていく気分に例えて歌っているのですね。この恋愛とに距離感って、初期の曲とも、FANCYとも、ちょっと違う感覚ですね。自分が恋に落ちていく様子を、ちょっと照れながら酔っていくことに例えて、それでいて自分の気持ちに素直に従っていくみたいな。そういえば曲調も歌詞もすごく聴きやすく、素直な印象を受けます。

 

そして昼間のPREMIEREのトークショーでもカクテルを作る場面が登場しました。この多様な色鮮やかなカクテルこそが、9人それぞれの色と味、そう「Taste」なんですね。9人の魅力が交じり合う魅力をカクテルに例えて表現しているのですね。いや~なんか肩の力が抜けた感じがして、それがすごくホッとしました。今まであまりにも走り続けてきたから、ちょっと緩めて、自分の気持ちに素直になってみてもいいよね。

 

アルバムは全6曲ですが、今回もメンバーが作詞に携わり、ストーリー性もあって良い感じで期待できます。

 

 


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6/11のフルアルバム解禁が待ち遠しいです。

 

今年も5月6月のカムバック祭りは凄い盛り上がりですね。ここにIZ*ONEも参戦していたら、、、想像するだけで楽しいですが。勝手に空想して楽しんでます。

Brave Girls / 3.14が生み出したもうひとつの奇跡

2021年3月14日は、WIZ*ONEにとっては忘れられない日で、未だに心の傷が癒えずにいる人も多いのではと思います。そういう自分もそんな一人です。「3.14」この日は奇跡のストーリー第二幕が始まる記念すべき日になるはずでした。この世界に奇跡を生み出す女神、勝利の女神ならぬ奇跡の女神は、確実に存在しました。ただ、女神様は誰に微笑むか?その相手がちょっと違ったのでした。

 

奇跡の女神がこの日微笑んだのは、IZ*ONEではなく、Brave Girlsだったのです。3月14日、人気歌謡で1位に輝いたのは、4年前の2017年にリリースされた曲「Rollin'」。解散の危機に直面していたガールズグループBrave Girlsが、4年前に出した曲が逆走1位になるという前代未聞の奇跡を起こしたのです。本来ユジンがMCを務める歌番組「人気歌謡」で1位になったのです。

 

Brave Girlsは全くノーマークでした。というより正直知りませんでした。韓国の音源チャートを見ると、なんか最近よく見かけるなぁ~という程度しか知りませんでした。だってこの時期はもうIZ*ONEで頭がいっぱいで、他のグループを見る余裕なんて全くありませんでしたから。3/14から1か月近く、あまりのショックにK-POP界から目を背けていたので、このBrave Girlsの奇跡のストーリーを知ったのはだいぶ時間が経ってからでした。

 

全く売れずに解散の危機に直面していたグループが1位になる。それも4年前の曲が逆走して1位になる。これはもうほんと奇跡のストーリーですね。なぜこんな奇跡が起こったのか?その秘密は軍隊でした。売れなかったBrave Girlsは、軍隊の慰問を中心に活動していたらしいのです。この慰問公演というのが韓国特有の活動ですね。Brave Girlsは軍隊では実に有名な存在だったのです。徴兵期間にBrave Girlsの公演を見て癒された軍人たちがたくさんいたのですね。軍人さんたちからすると、なんでBrave Girlsはこんなに魅力的なのに売れないのだろう??と疑問に思っていて、SNSに投稿したところ、軍人さんたちから絶大な共感を得て、みんなで応援しはじめた、そして人気に火がついたというのがおおまかなストーリーらしいです。

 

2017年3月にカムバックステージでMカウントダウンに出演していたのですね。「Rollin’」リリース当時はメンバーも5人でした。この椅子を使ったパフォーマンスが特徴らしいです。おそらく軍隊の慰問公演は普通のライブステージではないので、後ろの観衆からも姿が見えるように配慮したのではないかと推測しています。


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男ばかりの軍隊の団体生活、想像するだけで恐ろしい現場ですが、そんな現場で色気爆発のセクシーなパフォーマンスを見せられたら軍人さんも喜ぶでしょうね。

 

こちらはNew Ver.としてリリースされた現行バージョン。MVも出来ました。


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いかに軍隊での公演が盛り上がっていたかは、国防放送の慰問列車という番組でたくさんの映像記録が残っています。軍人さんたち、凄い盛り上がりです。この慰問列車という番組には個人的に想い出がありまして、韓国語の勉強を始めたばかりの80年代にKBSの短波放送を聴いていた時に、慰問列車という番組が聞こえてきました。「慰問」という韓国語の意味がわからなくて調べたら「慰問」だったという。。。なるほど、軍隊を慰問するという意味なんだと納得したことを思い出しました。慰問列車ってかなりのロングラン番組なんですね。


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彼女たちが如何に凄いかって、軍人さんたちに魅せる姿、表情、ダンス、歌、全てが本当に心から本気の愛情を込めてパフォーマンスしているからなんです。これは観衆にももの凄く伝わるし響きますよね。「Rollin'」という曲の歌詞も「ずっとあなたを待っているわよ」というメッセージで、軍隊で恋人や家族と離れ離れになっている心に響くんでしょうね。

 

こちらは海兵隊第1師団の慰問列車から。屈強な海兵隊の軍人さんたちがRollin'を踊っているステージですが、後半にBrave Girls本人たちが登場するサプライズ!これは嬉しいでしょうね。ステージも観衆も大うけで泣けます。こうした地道な努力を繰り返していたのですね。


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こうして専ら軍隊の慰問を中心に活動していたBrave Girlsが、解散寸前だったグループが、ついに注目を浴びるようになって、2021年3月14日、IZ*ONEがラストコンサートを行っていた同じ日に、ついに人気歌謡で1位に輝いたのでした。3月14日のバックステージの映像が本当に泣けます。楽屋で準備中、1位候補というのが全く信じられない様子で、彼女たち自身が本当に信じていない様子が映っています。そして奇跡に1位になっての大号泣シーンは見てる我々も本当に感動して泣けます。

 


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こちらは人気歌謡の1位アンコールステージ。


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Band Liveにも登場、軍服っぽいファッションで軍人さんへの感謝を表しています。このBand Liveシリーズってボーカルの魅力が素直に伝わるのですごく良いですね。


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いや~IZ*ONEショックで落ち込んでいた頃、同じタイミングでこんな奇跡のストーリーが生まれていたのですね。たぶんこの日、奇跡の女神はIZ*ONEではなくBrave Girlsに微笑んだのでしょう。でも、もしそうだとしても、WIZ*ONE的にも納得できる素晴らしい物語だと思います。こんな奇跡が起こるなんて本当にミラクルです。しかもユジンがMCをやっている人気歌謡で1位って、やっぱり何か不思議な縁がありますね。こんな奇跡の物語を演じたBrave Girls、本当に応援したくなりますよね。なんかIZ*ONEショックで落ち込んでいた心を、少し元気にしてくれた出来事でした。

 

それに、IZ*ONEの奇跡のストーリーだって、まだ終わったわけではないですから。3.14はたまたまBrave Girlsに微笑んだわけで、IZ*ONEの奇跡はまだこれからです。

 

JOY / Hello : As Oneの名曲Day By Dayが蘇る

Red VelbetのJOYが初のソロアルバムをリリース。WENDYに続き今度はJOYのソロアルバムということで、ソロ活動が続きますね。今回のアルバムは、1990年代~2000年代の曲をリメイクという構成で、懐かしい曲がトラックリストに載っていて凄く楽しみでした。

 

タイトル曲よりも先に最も楽しみだった「Day By Day」から先に見ちゃいます。この曲はAs Oneの名曲中の名曲で、もちろんCDも持っています。あらためて見ると1999年のリリースとなっていて、ちょうどデジタル音楽が出始めた頃で、もちろんiPod前夜の時期で、ネットワークウォークマンや韓国製のMP3機器を使ってCDから変換した曲を聴いていた記憶があります。正に、その頃に聴いていたのがAs Oneの「Day By Day」だったのです。いや~懐かしい。

 

そんな想い出深い曲をJOYさんがリメイクしてくれて嬉しいです。


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長~い地下通路のようなところで、過去を追想し、そしてまた歩いていく。正にこの曲と心情にぴったりのMVです。JOYの清涼感ある歌声もすごく良いですね。90年代の曲って今聴くとすごく聴きやすいんです。歌詞もよくわかるし、ボーカルがメインで、わかりやすい。だからこそ誤魔化しが効かないので実力がストレートに出てしまう。今回JOYがリメイクした曲はどれもそんな感じで、しかも名曲揃いなので、かなりのプレッシャーがあったのでしょうね。

 

As OneがSUGERMENプロジェクトで2019年(?)に歌った時の映像です。この時で20周年だったのですね。もうすっかり大人の女性になってます(当たり前か)。


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こちらがタイトル曲の「Hello」


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軽快で爽やかな旅立ちを表現しています。子供と一緒に旅をするのは、幼い頃の素直な自分を連れて旅に出よう!というメッセージかな?

 

こちらも先行公開されていた曲で「Je T‘aime


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ティザーで公開されていたイメージで着ていたこのカラフルなニット、そして前髪を止めている姿がとってもガーリーで好きです。


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公開直前に単独でライブ配信をやっていて、メッセージを読んだJOYが思わず感極まって泣いてしまいましたね。初ソロアルバムということもあり、大変さと嬉しさと色々な感情が交差して涙する、そんな姿がすごく素直で美しかったです。

 

しかし、こうなると、Red Velvet完全体の復活が益々恋しくなりますね。

 

久しぶりに聴いて目にしたAs Oneですが、、なんか似てますよね?アズワン、アイズワン?やっぱり20年前からつながっていたのかな?

GWSN / Like It Hot : 夜の公園から続く神秘的な月光が更に美しく輝く

公園少女が約一年ぶりにカムバックしました。

 

アルバムタイトル「THE OTHER SIDE OF THE MOON」、カムバックの日2021年5月26日は皆既月食の日で、狙ったのでしょうか?こういうしかけは凄く良いですね。関東では曇っていて皆既月食良く見えなったのがちょっと残念でしたが。

 

元々公園少女は夜の公園三部作のように哲学的なテーマ性があって、凄く深く練られている楽曲で、すごくアーティスティックなグループですね。前作の「BAZOOKA」はもう一年近く前でしたね。前作のアルバムタイトルは「the keys」で、新しい扉を開ける鍵のようなコンセプトでした。

 

今回の楽曲は「月」がキーワードになっているみたいで、タイトル曲「Like It Hot」のMVは月光の下で神秘的に輝く姿が美しく表現されています。陰と陽、二面性みたいなコンセプトなんでしょうか?明るい陽光の下で楽しんでいる様子と月光が交互に交差するように描かれています。陰といっても重さや暗さは一切なく、ひたすら公園少女のイメージに合った洗練された美しさが描かれているのがとても良いです。最初のアルバムタイトル曲が「Puzzle Moon」でしたから、やはり月が重要な役割を果たしているんですね。

 


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みんなオトナっぽくなってきれいになっているのですが、MVで髪の先端を紫色に染めているレナ様の姿にソソられます。神秘性と二面性がよく表現されていて今回はすごく目立っています。

 


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パフォーマンスも楽しみです。

EVERGLOW / FIRST : 凄まじい破壊力は既にNext Levelを超えた?

5月25日(火)EVERGLOW来ましたね!

これは凄いの来た!

とてつもなくもの凄いのが来た!

先週のaespaの「NEXT LEVEL」に驚愕しましたが、

いや~EVERGLOWの圧倒的な破壊力は「NEXT LEVEL」の更に先を行ってます。僅か一週間で歴代級のすごい曲が2曲も更新されるなんて凄すぎますK-POP。(厳密に言うと、このブログではあまり取り上げていない男性グループも入れると、BTSの新曲も来たので歴代級3曲なんですが。。。)

 

とにかくEVERGLOWの破壊力がもぅハンパない!これってガールズグループの振付ですか???完全に男性グループのバッキバキのダンスじゃないですか。しかもMVのCGと音とダンスとカメラワークが完璧にシンクロしていて、映像と音と同時に受ける衝撃は何十倍にも増幅されて迫ってきます。元々ビジュアルもパフォーマンスも凄いグループですが、どちらもここまでハイレベルに昇華させてくるとは驚きです。

 

もうとにかくMV観ましょう。


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壮大なSF的世界観が冒頭から迫ってきます。マスクを外すシーンは、現在のパンデミックへのメッセージもあるのでしょうか?そして謎のドアからは誰かが出てくるのを暗示しているとか?それに続く北斗七星が、、、よく見ると星が6つ。ひとつ足りないよ?もうひとつ星が増えることを暗示している?う~ん、意味深ですなぁ。

 

ガントリークレーンが描かれている港湾のような背景もツボです。かつて若い頃貿易の仕事をしていた当時、港湾や造船所にもよくお邪魔したことがあり、あの壮大な風景が個人的に好きなんです。だから今回のMVで港湾の登場は嬉しいですね。

 

メンバーみんなとにかく美しいのですが、表情が怒っているような怖めの表情ばかり登場します。まぁ今の世の中、怒りたくなることばかりですからわからないでもないですが。ガールクラッシュとか強い女性とか、そんな概念も一発でぶっ壊すくらいの破壊力ですね。CGもたぶんめっちゃお金かけてる感じがして、YUE HUAの資金力も凄いんだろうなぁと感じます。

 

MVに書かれているキャッチフレーズが、

 

” 混沌のユニバース、暗闇を取り払い 新しい光を創造する女神、天使たちの帰還 ” 

 

宇宙とか、創造とか、女神とか、天使とか、壮大過ぎる世界観に全く劣らないメンバーたちの存在感が素晴らしい作品に仕上がっています。

 

この曲のダンスって、歌いながら踊れるんだろうか?って心配になるくらいハイレベルですよね。凄まじい体力と身体能力です。

 

パフォーマンスバージョンも凄い迫力です。


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映像とダンスが凄すぎて、歌詞が全く頭に入ってきません。もはや歌詞は不要とさえ思える曲なのかもしれません。

 

シングルアルバムには3曲が収録されていて、「DON'T ASK DON’T TELL」は「FIRST」の毒(?)が抜けた爽やかなPOPに聴こえます。3曲目の「PLEASE PLEASE」はバラードで世界が浄化されていく感じがします。つまりこの3曲を順番に聴いていくと、制作意図がすごくよくわかる構成になっているんです。帰還した女神と天使に浄化されていくという体験ができます。シヒョンさん、、、女神だ、本当に浄化される。イロンのツインテールも世界最強のツインテールという声が多数上がっていますね。

 

今回のカムバックと同時に、リーダーがイヨからシヒョンに交代されることも発表されました。このタイミングでなぜ?という憶測が飛び交っています。何か今後の動きに関連しているのでしょうか?アルバムタイトルが「Last Melody」というのも気になります。YUE HUAは通常の韓国の事務所と違って、何をするか予測不可能な飛び道具的なところが怖さでもあり魅力でもあります。これだけ異次元のレベルに到達したEVERGLOW、次の展開もめっちゃ楽しみですね。

 

GFRIENDが契約終了という悲劇

えっ!GFRIENDが突然の契約終了発表。しかも5月18日に発表して22日で終了って!そんなことがあるんですか???これはIZ*ONEよりも更にひどいやり方です。あり得ない!IZ*ONEで味わったあの喪失感、心の傷もようやく癒えてきて、前向きに生きようと意識してきた矢先に、今度はGFRIENDが、、、あのトラウマがまた甦ってしまいそうです。BUDDYのみなさんの心の痛み、怒り、やるせなさ、絶望・・・胸中お察しします。

 

それにしてもなぜこんな結果になり、このような悲劇が繰り返されるのか?昨年BIGHITいや、HYBEの傘下に入り、シナジーも発揮され、順調に曲をリリースしてきたように見えていたのですが、裏では色々と問題があったのでしょうか?昨年の「回シリーズ」で華麗に変身を遂げたGFRIENDは、イメージチェンジが上手くいったと思っていました。「回シリーズ」は曲も凄く良くて、「Labyrinth」も「Crossroads」も「apple」も大好きな曲です。もちろん初期の楽曲とは違ったコンセプトですが、経験と共にうまくコンセプトを変化させたなぁと感心していました。

 

このブログで新曲を取り上げる時の視点として、どのように新しい世界を提示するか?どう変化するか?という部分に着目して考察することが多いです。特に中堅グループの場合、初期に確立されたイメージの殻をどう破っていくのか?その変化への挑戦にK-POPのおもしろさと魅力の源泉があると考えています。

 

そんな観点からここ一年のGFRIENDの変化は大成功だったと感じていました。如何に高く評価していたのか?過去のブログをあらためて読むとよくわかります。

 

 「apple」がリリースされた時のレビュー

utzy.hatenablog.com

 

「MAGO」がリリースされた時のレビュー 

utzy.hatenablog.com

 

 2020年7月の月間ベスト5でも「apple」が1位に

utzy.hatenablog.com

 

2020年の年間トップ10にも入っている

utzy.hatenablog.com

 

あらためて読むと、昨年のGFRIENDを如何に高く評価していたのかわかります。もちろん初期の頃の曲も大好きで、その歴史があるからこそ変化も輝いて見えるわけです。

 

だから、突然の契約終了のお知らせは残念でなりません。

 

WIZ*ONE的なGFRIENDの思い出というと、やはりこの曲になります。


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「Love Whisper」この曲なしにはIZ*ONE、矢吹奈子は語れません。

コンセプト評価で伝説の330点をたたき出した曲です。極端なことを言うと、この曲を奈子ちゃんがこのチームで歌わなかったら、今のIZ*ONEは無かったのかもしれません。それくらい重要な曲です。


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この時の練習生たちが歌う「Love Whisper」を聴いて、あらためてGFRIENDのレベルの高さも実感しました。

 

GFRIENDがいなくなれば、HYBEとしてもSOURCE MUSICを買収した意味が全くなくなりますもんね。アーティストがいなければただの箱になってしまう。それがコンテンツ業界の怖さですね。IZ*ONEの時もそうだったのですが、とにかくメンバーのみなさんが望む方向に少しでもなってくれることを願うばかりです。なんかこの気持ちの整理ができないこのモヤモヤ感、やっと忘れかけてきたのに、いやな感じです。

 

fromis_9 / WE GO : 爽やかな5月を感じる感情旅行

5月17日は煌びやかな5月を象徴するかのように、とてもにぎやかな月曜日になりました。三つ目はfromis_9のニューアルバム「9 Way Ticket」です。

 

タイトル曲は「WE GO」若者に人気なショップ名みたいなタイトルですが、MVも正に若い世代の楽しさ満載の仕上がりです。Photoshop風の画像加工画面からSNSへ投稿する画面がおもしろく、現実と仮想空間を交互に行ったり来たりする世界観は、今の若い世代の日常そのものかもしれません。清涼感あふれるノリの良い曲調で、やはりfromis_9はこのコンセプトが一番似合う!と感じました。聴いていてシンプルに楽しく爽快な気分になれる曲で、MVを見ると更にワクワク感倍増という作品です。OH MY GIRLといい、Rocket Punchといい、5月にふさわしいノリの良い曲が続いてきて、個人的にはストライクゾーン3連投という感じで大好きな感じです。初夏の青空の下でドライブに行きたくなるような明るい曲です。

 


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5月20日のMカウントダウンステージ


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Youtube公式のMVに書かれている以下のコメントが今作品のコンセプトを明快に現わしています。

 

終わりの見えない辛い状況の中、もどかしい日常から抜け出して新しく特別なスタイルの旅を提案します。

「9 Way Ticket」は、fromis_9ならではの健康で爽やかなエナジーを込めて、疲れた人々に活力を呼び戻すアルバムとして、旅を通じて経験できる多様な状況と感情を、9人9色の魅力を豊富に盛り込んで、リスナーのみなさんに余すとこなくお届けします。

 

タイトル曲以外にも、一曲目の「Airplane Mode」も、三曲目の「Promise」も凄く良い曲です。旅をテーマにしているみたいですね。「Promise」はゆったりとした気分で旅の思い出を振り返りながら、二人で交わした約束を想い、幸福感に満たされている曲です。

 

日本公式サイトでも日本語のメンバーコメントが動画で紹介されています。

fromis9.jp

 

明るく爽快感があって元気でノリが良い曲、やはりこの路線が今の気分にも季節にもジャストフィットしていて、5月のカムバック攻勢に身をゆだねるのがとっても心地よいです。音楽を聴いて、MVを観て、そう、いつだって旅気分を味わえる。

 

そういえば、IZ*ONEの旅行の曲といえば、、、

やっぱりこれでしょう


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